今、京都は桜満開。
どこに行っても恐ろしい人数の観光客と渋滞。
でも道行く観光客の方は
秋の紅葉の時よりも心なしか
晴れやかに見える...。
正味、渋滞はウザいけども
何かウキウキしてしまう自分もいる...。
そもそもお花見という文化自体
江戸時代の中期から末期に定着した
文化らしいのだけども
日本人はとかく桜が大好き。
諸外国ではそこまで桜好きな人種は
いない様な気がする。
浅はかな知識だけども、まず色合いが
外国の方にはハッキリしないらしく
やっぱりチューリップやヒマワリなど
色相としてハッキリした花が好まれるらしい。
けども日本人はその色に雅を感じるのか
同じ花弁の色でもまんまサクラ色、ピンク、桃色など
言うし、元気に育った真緑の葉っぱにしても
緑の葉っぱとは言わず、青々....と表現するし
そもそも、日本人は非常に表現豊かな
人種なのかもしれない...僕だけの考えだけども...。
話を戻すと
見るやカラーリングだけでなく
サクラサク、サクラチル
なんかで状況を表現したりもする。
サクラサク。
寒い冬を耐えしのいで、春、一気に生命が活動を
初めて、桜も待ってました!!とばかりに花開く。
たった5文字でもその状況が明るく嬉しい状況である
のが手に取る様に分かる。
で、反対のサクラチル
真反対な意味はさる事ながら
桜の花は物凄く散るのも早い。
だからこそ、人は満開の間に愛でたくなるし
いつまでも花びらを有さない桜の引き際に
何か寂しさ、ワビサビの世界の様な
奥行きすら感じる言葉にも取れる。
今回のこの文章でこの表現がはたして正しいのか
学の無い僕には分からないけども
数日前、1つの桜が散った。