【ルート88】と言う映画がその昔あった。
知ってる人は少ないと思う。
スケートボードで四国礼所88ヶ所を巡った
実在の女の子のノンフィクション小説の映画化だったのだけど
原作は読んでないけどもストーリーなどは素晴らしかった
ただ映画はマジでクソだった。それなりに有名な俳優が
脇を固めていたしカメラワークだってちゃんとしていた。
でも見始めて数秒でゲロ以下のクソ映画と確信した。
主人公の女の子の持ってるウィル(車輪)デッキ(板)がキレイ
過ぎるし、乗り方が腰が引けてどう見ても歩いた方が
早いくらい危なかっしい。
“最初は危ない乗り方だったのが88ヶ所目では
上手に乗れる様になった”と言う演出でもなかった。
最後まで危なっかしい乗り方とキレイなデッキのままだった。
劇中女の子が持つ
デッキは”ワールドインダストリー社"の板だった。
100%そのデッキをモデルとなった女の子が持って旅したとは
思えない。だってその映画公開当事の現行モデル
のグラフィックだったから。
最後のエンドテロップの提供のところに"ワールドインダストリー"の
名前は見受けられなかった。
つまり”タイアップ"しなくてはならないて事は無かったはず。
この部分の監督のクソ以下の拘りの無さに
映画全てがクソに混合したトウモロコシ以下の映画に
していた。
本当に良いストーリーで実話でメッセージ性の高いものなのに
たかがソレ位の事で…本当にもったいない。
ソレ位リアリティーは大事だと僕は思う。
ただここのブログで1ヶ月にわたって伝えた
88ヵ所は全部ガチのリアルだったけども、果たして読み手は
喜んでいたのだろうか不安になる。
2007年7月1日 23時04分08秒に小林君から
「四国上陸」
とメールが来た。
ちょうど1ヶ月たった2007年8月1日
「もう先は見えました」
とメールが来た。
台風の影響で途中民宿に非難をし、うどんを食い
チャリの先生に出会い
海を眼下に道を進め
第78番 郷照寺(ごうしょうじ)
第79番 天皇寺(てんのうじ)
第80番 国分寺(こくぶんじ)
第81番 白峯寺(しらみねじ)
第82番 根香寺(ねごろじ)
第83番 一宮寺(いちのみやじ)
第84番 屋島寺(やしまじ)
第85番 八栗寺(やくりじ)
第86番 志度寺(しどじ)
第87番 長尾寺(ながおじ)
と一気に打つ小林君。
パソコンにメール着信音がする度に超ぉぉぉぉぉぉ意味なく旅たった
はずの小林君からのメールなのに何故か微妙に緊張する。
小林君は出会った”謎の歌手"はお母さんの病気回復の為
にお遍路をしていたらしい。
小林君は夜になると「いや〜ビール超ぉ美味ッスよ」と電話
して来ていた。
「チ○ンの間あるんスよ〜この街〜」とか
とんでも無くふざけた、ノン精進な
電話もして来ていた。
まぁ僕も
「総額聞いてから予算言うたら立○んぼババァと張り合えるゾ」
ちゅう鬼の様なバカアドバイスをしていた。
なのに僕のパソコンから
メール受信着信音が鳴る度に何故か緊張度が増した。
第85番 八栗寺(やくりじ)
の写メが届いたらへんから何故かいてもたってもいられなくなった。
全く意味のない旅だったはずなのに。
で、2007年8月3日06時27分11秒に
「無事終わりました」
とメールが来た。
本当に何しに行ったか今でもあんまり分からない。
しかも小林君は東京から自転車で来て、京都で1年住んでから
四国を自転車で一周している。
つまりこのお遍路はまだ通過点に過ぎない。
つまりまだ旅の途中となる。
小林君は徳島に戻って少し旅を続けるみたいな内容の
メールを最後に今現在もライブで四国のどこかでペダルを踏んで
いるはず。
【バカは死んでも治らない】
【バカにつける薬はない】
この2つの格言を身を持って実感できた。
何でも、お遍路を巡っている人を応援したり接待すると
その人と一緒にお遍路を巡るのと一緒のご利益がある
ちゅう実際やってる人にはたまらん、パソコン前にいる人には
超ボーナス面みたいなキマリがあるらしい。
一回目から例えパソコンまたは携帯の前でも小林君を応援していた
人は絶対良い事あるっすよ!!
「しょ〜もないねん」言うてた人は…。
冗談はさておき、とにかく小林君!!!よ〜やった!!
今夜のビールは今までで一番美味いと思うで!!
小林君本当にお疲れ様!!適当に帰って来い!! by HOMORO
≪oHENro 完結≫